私たちBlackwell Coffee は、品質に徹底的にこだわり、独自の基準をクリアした世界各国の熟度が高く、旨味のある良質なコーヒー豆(生豆)だけを取り扱っています。
ロースター(焙煎事業者)として、お客様に安定的、継続的に高品質な製品をご提供できるように、しっかりとした産地、農園等の安全な生豆を、お客様のお好みの深さで焙煎いたします。
私たちは、基本的にお客様からご注文をいただいてから焙煎をいたします。色づいていく生豆と会話をするように、ゆっくりと丁寧に美味しいコーヒーに焼き上げます。
コーヒーは生鮮食品です。鮮度が美味しさに大きく影響します。あらかじめ焙煎して数週間経過したコーヒー豆を在庫に持ってお客様に販売するようなことはいたしません。
私たちBlackwell Coffeeは、厳選した高品質な生豆を、確かな技術で、1人1人のお客様のために心を込めて焙煎し、鮮度の良い状態でお届けしたいと考えています。
ストレートでそのコーヒー豆の個性を味わうも良し、ブレンドで風味の相乗効果を楽しむも良し、お客様の1日のなかで、少しでもBlackwell Coffeeの作品で豊かなひとときを感じていただけたなら、コーヒーの創り手としてこんなにうれしいことはありません。
※保管の方法にもよりますが、焙煎されたコーヒー豆は、豆の状態で2週間、粉に挽くと1週間、それを過ぎると風味がだんだん減っていきます。鮮度の良いコーヒーを豆の状態で保管して、飲む直前に挽くのがベストです。
遠く海の向こう、北回帰線と南回帰線の間の熱帯に育つコーヒーの木、その果実の果肉を取り除き(精選)、残った種を乾燥させたものがコーヒー豆(生豆)です。薄い緑色をしています。豆とは言いますが、コーヒー豆は、本当はフルーツ(果実)の種なのです。
はるばる日本にやって来たこのグリーンの豆(種)は、そのままでは飲めるコーヒー豆ではありません。それらを焙煎してあげて(焼き上げて)初めていわゆるコーヒー豆となるのです。
いろんな国々から集まってきたコーヒー豆たちを、優しく丁寧に程よく焦がして、美味しく飲めるようにしてあげるのが私たちの第一の役目です。それが Blackwell Coffee というブランドネームの由来でもあります。
実際には同じ銘柄のコーヒー豆でも焙煎の度合いによってその味わいは変化します。一般的に浅い焙煎では酸味と香味、深い焙煎では苦みとコクが際立ちますが、それぞれの銘柄と焙煎度が持つ個性はみなどれも素晴らしいものです。
コーヒーの味わいは、それぞれの銘柄の生豆が持つ風味のポテンシャルと、その豆の焙煎度との相乗効果で決まるのです。そうして生まれたそれぞれの個性には、どれが正解ということはありません。
そして、世界中の誰もが納得する旨いコーヒーというものは、実はありません。
お客様ご自身が美味しいと感じるコーヒーが一番なのです。私たち Blackwell Coffeeは、独自の直火による焙煎をとおして様々なコーヒーをご用意し、皆様のお役に立ちたいと思っています。
直火と遠赤外線を組み合わせた Blackwell Coffee 独自の焙煎釜に生豆を投入する前に、まず不良な生豆や石ころなどの異物などをひとつひとつ目視による手作業で取り除きます。(ハンドピックという大切な仕事です)
焙煎に入ると、最初の段階は蒸し焼きをしながら水分を飛ばすように、回転釜のなかで十分に生豆を踊らせます。急ぐと豆の表面だけ焼けて、色づいているけれど中心まで焼けていないということになります。
徐々に釜の中の生豆の水分が抜けて、煙が水蒸気から煤煙にかわりますが、ここから豆は火力をほしがりますので、ここで火力をやや強めます。
焙煎釜の中では、「水蒸気中の生豆の青臭さ、煤煙の焦げ臭さを抜いてほしい」と豆が言ってきますので、それぞれのタイミングでごれらの煙を抜いてあげることも同時に行います。
狙いの焙煎度に近づいて「もういいよ」という豆の声が聞こえたら、こんがりと色づいた豆を釜から一気に出して冷却し、美味しさをギュッと閉じこめます。
このようにBlackwell Coffeeでは豆と会話をするようにお客様のコーヒー豆を焼き上げています。
最後は、焼き上がったお客様のコーヒー豆の中から、再度目視によるハンドピックで焙煎不良などの豆を取り除きます。
こうして美味しく焼き上がったコーヒー豆も、焙煎直後は、実はカドが立っています。焙煎後、寝かせて24〜48時間後からグッと旨味が増しますので、お客様に届くころがちょうど飲みごろとなります。
機械に生豆を投入して、ボタンひとつで出来上がりというような単なる作業ではなく、生の豆が美味しく焙煎されて、豆も、お客様も喜ぶような、そんなアナログ的な焙煎の仕事に私たちは誇りを持っています。
どんな名人がどんなに上手に焙煎しても、その前段階で良質な生豆を扱っていないと、美味しさは決して生まれません。
また、どんなに良質な生豆でも、確かな技術で心を込めない焙煎では、やはり美味しさは生まれません。
さらに、どんなに良質な生豆を、どんなに上手に焙煎しても、時間が経過しすぎたコーヒーは美味しくありません。
つまり、美味しいコーヒーの前提条件としては「上手に焙煎された良質の生豆を、なるべく早めに飲んであげる」ということが言えると思います。
中煎り、中深煎り、深煎り、各2段階ずつで行っています。
焙煎の度合い | 焙煎度 | ローストの通称 | |
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中煎り | 1 | ミディアム | |
2 | ハイ | ||
中深煎り | 3 | シティ | ★ シティ〜イタリアンに焙煎した豆を取り扱っています |
4 | フルシティ | ★ | |
深煎り | 5 | フレンチ | ★ |
6 | イタリアン | ★ |